アルギニンの効果・効能
- アンチエイジング
- 成長ホルモンの分泌も促進し老化の進行を抑制するので、若々しい体をキープできるため。
- 生活習慣予防
- 血管の流れを良くするので、アンモニアを解毒するため。
- 成長ホルモンの分泌を促進
- 免疫力を高める
- アルギニンは免疫細胞を活性化させます。さらに細胞の増殖、組織修復に欠かせないポリアミンという物質を合成し、傷の治癒にも重要な役割を担います。
- 疲労感の抑制
- 運動による血中アンモニア濃度の上昇が、アルギニンとグルタミン酸を飲むことで抑制できるということが実験で実証されました。
- 血流を改善
- アルギニンは体内で一酸化窒素を作ります。一酸化窒素は血管を広げる働きをするので、血流がスムースになり血流がサラサラになるという効果があります。
相乗効果がある成分
- アルギニンを含む食べ物
- 肉類(鶏肉など)
魚類(マグロなど)
大豆類(湯葉など)
ナッツ類(アーモンドなど)
- 1日に必要な摂取量(男性)
- 2g~4g以上
- 1日に必要な摂取量(女性)
- 2g~4g以上
【アルギニンが疲労回復に役立つメカニズム】
私たちの体は筋肉を収縮させ、エネルギーを使い続けると「乳酸」が発生します。
この「乳酸」とは運動をして、グリコーゲンやブドウ糖などが使われるときに作られ、乳酸が蓄積することで普段中性の筋肉が酸性になるので悪影響を及ぼすことがあります。
「乳酸」が溜まってくると筋肉が収縮しづらくなって疲労感を感じてしまいます。
アルギニンは筋肉の修復、乳酸の蓄積を抑える、免疫力向上の働きを持っています。
【アルギニンとシトルリン、サプリメントの選び方】
アルギニンとシトルリンは密接な関連があります。
シトルリンはアルギニンに変換されるからです。
私たちの身体は代謝という名前の化学変化を常に起こしていて、シトルリンはアルギニンに変換されたり、またアルギニンがオルニチンと尿素に別れるとともにシトルリンができたりします。
シトルリンを摂取していればアルギニンを取る必要はないと考えている人も多いようですが、シトルリンから変換されるアルギニンだけではやはり不十分であると考えられますので、可能であればアルギニン、シトルリンを両方摂取することが望ましいでしょう。
アルギニンのサプリメントを選ぶ際は「L-アルギニン」と表記のあるものを選びましょう。
違いは何だ?という疑問がよくあがるL-の有無ですが、自然界のアミノ酸は全てL-体ですので、ただのアルギニンよりL-アルギニンという表記のほうがより自然に近く優しい働きをすると考えられるからです。
【アルギニンの効果を高める】
一緒に摂取すると相乗効果のある、「ビタミンB6」は、赤身の魚、レバー、バナナ、さつまいもに多く含まれています。
これらの食品を合わせて摂取することがおすすめで、摂取するタイミングは、成長ホルモンは就寝後の一番眠りが深くなった時に多く分泌され、「アルギニン」はこの分泌をさらに促すので、就寝前に摂取するのが望ましいでしょう。
もし血糖値が高い状態であれば、インシュリンが働いて成長ホルモンの分泌を阻害してしまいます。
他のアミノ酸の濃度が高くても「アルギニン」の効果が出にくいため、空腹時に摂取することで効果が期待できます。