クロレラの効果・効能
- 免疫力を向上させる作用
- クロレラには体内の免疫組織の1つであるマクロファージの働きを活発にし、体の抵抗力を高める作用があります。
- 血圧やコレステロール値を下げる作用
- クロレラには脂質代謝を正常にする働きがあります。肥満予防にも効果があるほか、血管を正常に保ち心筋梗塞や狭心症を予防する効果も期待できます。
- 便秘を解消する作用
- クロレラには豊富な食物繊維が含まれており、便秘を改善する効果があります。腸内の老廃物を排出し、デトックスを促進させます。
- 貧血を改善する作用
- クロレラ生長因子に含まれている「S-ヌクレオチドペプチド」が赤血球の回復に役立ち、増血作用を活発にします。
- アンチエイジング効果
- クロレラに含まれている葉緑素には、高い抗酸化作用があります。細胞の老化を防ぎ、遺伝子を正常に保つ作用で、若々しい体へと導きます。
- 骨粗しょう症を予防
- クロレラは、骨を形成するために欠かせないビタミンKやマグネシウムを多量に含んでいます。骨や歯を丈夫にし、骨粗しょう症を防ぎます。
相乗効果がある成分
- クロレラを含む食べ物
- クロレラ
- 1日に必要な摂取量(男性)
- 1g~3g
- 1日に必要な摂取量(女性)
- 1g~3g
クロレラの副作用
体質により日光過敏症の症状が出たり、胃腸の不調が現れたりすることがあります。またビタミンKが多量に含まれますので、持病がある人は医師に相談しましょう。
【薬との飲み合わせ】
クロレラは、本来ほとんど副作用がない安全性が高いサプリメントですので、他のサプリメントと一緒に飲んでも適切な量を守っていれば心配はないのですが、薬との飲み合わせには注意が必要です。
①ワーファリンを服用している場合
ワーファリンは血栓ができるのを予防する医薬品です。
クロレラには、ビタミンKという血液を固める働きがあり、ワーファリンを服用している人がビタミンKを摂取することによってワーファリンの効き目を弱めてしまいます。
クロレラだけではなく納豆、 ほうれん草などのビタミンKを豊富に含んでいる食品は、ワーファリンを服用している人は避けたほうがよい食品です。
②痛風
痛風の人は、尿酸の元になる「プリン体」を多く含んでいる食品の摂取が制限される場合があります。
理由はプリン体を含む食品は、血液中の尿酸を増やす原因になるからで、様々な副作用を起こさないようにするためには、過剰摂取をしないことが大切です。
クロレラを過剰摂取すると、副作用のリスクが高まってしまいます。
1日の摂取量を粉末の場合3gから8g程度にすることを心がけるとともに、商品によって形状や含まれている量が異なることから、正しい分量を守って摂るようにしましょう。