葉酸の効果・効能
- 赤血球の合成
- 正常な赤血球を作るためには葉酸が不可欠です。継続的な摂取により、葉酸やビタミンB12の不足で起こる「巨赤芽球性貧血」を予防します。
- 皮膚粘膜の強化
- 葉酸には細胞の合成、修復を助ける働きがあります。皮膚細胞の正常なターンオーバーを助け、健康で強い皮膚や粘膜を保ちます。
- 動脈硬化の予防
- 葉酸が不足すると、血液中のホモシステインが増え、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす原因となる動脈硬化リスクが高まります。
- 胎児の先天異常を防ぐ作用
- 葉酸の摂取は、胎児の神経管閉鎖障害リスクを下げる効果があるとわかっています。二分脊椎や下半身の障害を防ぎ、健やかな成長を助けます。
相乗効果がある成分
- 葉酸を含む食べ物
- えだまめ
芽キャベツ
パセリ
アスパラガス
クレソン
らっかせい
ケール
アボカド
- 1日に必要な摂取量(男性)
- 200μg
- 1日に必要な摂取量(女性)
- 200μg
葉酸の副作用
過剰摂取によりかゆみやじんましん、ほてりなどの症状が現れることがあります。
赤血球の細胞の形成を助けたり、細胞分裂がたくさんはたらいている胎児の正常な発育にとても役立ちます。
妊娠初期の女性が十分な養分を摂取することで、神経管閉鎖障害という、神経管の発育不全になるリスクを減らすことがわかっています。
厚生労働省が妊娠を計画している女性に推奨している摂取量は「1日400μg」で、通常の人のおよそ2倍です。
葉酸を早い段階から摂取することによって先天異常のリスクはなんと70%軽減されます。
また厚生労働省が推奨する葉酸の摂取期間の中に「12週までの妊娠初期の女性」とあります。
これは継続して摂取することで、妊娠中期から後期の「ホモシステイン」が増加して、未熟児が生まれやすくするのを防ぎます。
それだけではなく、妊娠中に胎盤がはがれてしまう「常位胎盤早期剥離」や子宮内の胎児の発育が遅れてしまう「胎児発育不全」も防ぎます。
また、産後は必要ないと思うかもしれませんが、授乳期の方が必要となる葉酸の摂取量は多くなるのです。
妊娠中よりも100μg多い葉酸が必要となり、厚生労働省では授乳中は「最低でも280μg、多めに500μgの葉酸を摂取するべき」と推奨をしています。
その理由は母乳が血液から作られているからで、母乳のもとになる良質な血液を作るためには「葉酸」「ビタミンB12」が不可欠です。
さらに葉酸には産後の子宮を回復するという役割もありますので、葉酸の摂取は意識をして継続することが大切です。
【葉酸サプリメントを選ぶポイント】
①厚生労働省が推奨している400μgの葉酸が摂取できる
②天然の葉酸サプリメント
③無添加
④放射能チェックがしっかりと行われている
⑤妊娠時の必須ビタミン、ミネラルが同時に摂取できる