イチョウ葉の効果・効能
- 血流の改善
- 血管を収縮させる「トロンボキサンA2」の働きを抑える作用、そして血小板の凝集を抑えたり、活性酸素の生産を抑える作用があるため、血行不良が原因となる症状の緩和に効果があります。
- 冷え性の改善
- 血流改善の効果があるため。
- 認知症の予防
- アルツハイマー型認知症の人の脳に多く見られる茶色いシミの正体「アミロイド-β」の蓄積を妨ぐ働きがあるため。
相乗効果がある成分
- イチョウ葉を含む食べ物
- サプリメント
- 1日に必要な摂取量(男性)
- 120~240mg
- 1日に必要な摂取量(女性)
- 120~240mg
【フラボノイド】
ビタミンPと呼ばれるフラボノイドには、毛細血管を強化するという働きを持っており、血行促進の効果があることから、イチョウ葉エキスが注目されるきっかけになりました。
イチョウ葉エキスには、30種類のフラボノイドが含まれており、中でも血液循環効果が高い「二重フラボン」が特有成分として6種類も存在しているんです。
二重ブラボンとは2つのフラボノイドが重なった成分で、血液循環効果はほかのフラボノイドと比較して約3倍高くなっています。
また、フラボノイドは、血管材料である「コラーゲン」「エラスチン」の酸化を抑制する効果があります。
フラボノイドの積極的な摂取によって、しなやかな血管を作ることに繋がりますので、毛細血管などの末梢血管を広げて、全身の血液促進に繋がるのです。
【ギンコライド】
イチョウ葉エキスだけに含まれる「ファイトケミカル」の健康成分の一種です。
ファイケミカルは、植物由来の化学物質の総称。
自然界に数千種類が存在していて、さまざまな病気を予防する効果が期待されている、第7の栄養素として重要視されています。
ギンコライドは強い抗酸化作用も持っているので、脳細胞を活性酸素から守る働きがあります。
それ以外にも血小板が固まることを抑えて、血管壁に血栓ができることを予防する効果や、アレルギーの原因になる血管の炎症を抑えるという働きもありますね。