乳酸菌

糖を分解して 乳酸をはじめとする酸をつくりだす細菌の総称で、 多くの種類があり自然界に広く存在しています。
ビフィズス菌、アシドフィルス菌、腸球菌の一種であるフェカーリス菌は 人間の体内にすんでいて、 これらは善玉菌であり、その働きをプロバイオティクスといいます。

また、 ヨーグルトやチーズ,漬け物などの発酵食品を作る菌として乳酸菌は利用されています。

乳酸菌は1週間ほどしか生きることができず 、ストレスや多量の飲酒、老化などによって腸内の善玉菌はどんどん減るため、積極的に摂る必要があります。

乳酸菌の効果・効能

便秘や下痢の予防、改善
善玉菌を増やし、悪玉菌が増えるのを抑えるため、腸内細菌のバランスが整い下痢や便秘の改善をします。
免疫機能改善
人間の免疫力の60%は小腸に集まっているため、腸内環境が正常になることで免疫機能が改善します。
肌荒れ改善
悪玉菌が多い人の腸内には腐敗物や老廃物が多く溜まっており、そこから有毒ガスが発生し肌荒れを起こします。善玉菌が増えることで肌荒れを改善できます。
アレルギー症状の改善
アトピー性皮膚炎の改善をする乳酸菌・・・ラクトバチルス・ラムサノス・GG株
花粉症の改善をする乳酸菌・・・ビフィドバクテリウム・ロングム・BB5536株
インフルエンザ予防する乳酸菌・・・ヤクルト(正式名称ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株)・ラクトバチルス・アシドフィルス・L92株
高血圧予防
ラクトトリペプチドは高血圧に変化する物質を抑制する働きがあります。
口臭予防
口臭の原因ジンジバリス菌に対抗できる乳酸菌がラクトバチルス・サリバリウス・T12711株です。
血糖値上昇抑制
クレモリスFC株は数ある乳酸菌の中でも活きたまま腸に届く、プロバイオティクスの一種で血糖値の上昇を抑制します。
がん予防
胃がんの原因「ピロリ菌」の活性抑制効果のある乳酸菌・・・ビフィドバクテリウム・ビフィダム・BF-1株
大腸がんに効果のある乳酸菌・・・オリゴ糖などのプレバイオティクスをしっかりと摂ることで善玉菌を増やします。
ダイエット効果
便秘が解消することでダイエット効果が期待できます。また、内脂肪を減らす乳酸菌(ラクトバチルス・ガセリ・SBT2055株)があります。

相乗効果がある成分

乳酸菌を含む食べ物
ヨーグルト
チーズ
1日に必要な摂取量(男性)
1兆個
1日に必要な摂取量(女性)
1兆個

乳酸菌にはいろんな種類が存在します。
球型や棒型などによって名前が決まり、それぞれの特徴を持っています。

乳酸菌の種類

桿菌(バチルス)

棒状、円筒状をしており主に小腸に生息する乳酸菌です。
免疫力をあげたり、ピロリ菌を減らす働きがあるものもいます。
ヨーグルトに良く入っている菌種です。

球菌(コッカス)

球体をしている乳酸菌で、免疫力を高め、コレステロールを下げる働きを持っています。
小さいのが特徴なので多くの数を一度に摂る事が出来ます。
チーズなど酸味の少ない発酵食品に入っています。

【動物性】・・・乳製品などの乳に含まれる
【植物性】・・・味噌、漬物、しょうゆなどの植物に含まれる
※動物性は大きく分けると3種類の乳酸菌があります。
【乳酸桿菌】・・・ラクト・バチルス属
【乳酸球菌】・・・ラクト・コッカス属
【ビフィズス菌】・・・ビフィドバクテリウム属
【食中毒を起こす悪玉菌】・・・腸炎ビブリオ、コレラ菌など

植物性乳酸菌はタンニンやアルカロイドなどの抗菌物質からも耐える力を持っており、栄養価の少ない厳しい条件下でも生きていく強い力を持っています。
そのため、動物性乳酸菌よりも悪条件化で生き延びる強い性質を持っていると言われています。

動物性乳酸菌は、栄養が豊富な条件を好むので胃酸や胆汁に負けやすいものが多いと言われていますが、動物性乳酸菌が劣っているというわけではなく、最近ではどんどん新しい菌も開発、発見されています。

乳酸は、運動したときにブドウ糖などのエネルギー源が分解されて発生した物質で乳酸菌とは全く別ものです。

発生した乳酸=疲労物質と考えられてきましたが、乳酸は成長ホルモンや代謝を促進する働きがあることや、疲労の原因がFF(ファティーグファクター)というタンパク質であることが分かったため、乳酸は疲労物質ではないという見方が強まっています。

乳酸も乳酸菌も私たちの体に良い効果を与えてくれる物質であることに変わりはありません。

疲労を回復させるにはイミダゾールペプチドが有効と言われています。

イミダゾールペプチドについて詳しくはこちら>>

最近よく耳にする「ヒト由来の乳酸菌」は、人の腸内にいる乳酸菌を取り出し、培養させ増やしたものです。
元々人の腸内に存在した種類のものですから、身体に摂りいれた時にも、腸に馴染みやすいわけです。

腸内には乳酸菌、ビフィズス菌含め、100種類以上およそ1000兆個もの微生物が生息しています。

腸内フローラ内にそれぞれの微生物が生息しており、腸内細菌がそれぞれの場所で、それぞれの決まった働きをしています。
つまり一つ一つの腸内細菌には違った役割があるのです。

体内に住んでいる菌は自分に縄張りを持っています。
新たに体に入ってきた菌が悪い菌の場合は排出しますが、良い菌であっても先に住んでいる菌との相性が合わなければ、数日で体外へ排出されてしまうのです。

乳酸菌(性質や働き) ビフィズス菌(性質や働き)
性質 ブドウ糖などの糖質を分解。
50%以上の乳酸を生成。
酸素があってもなくても生存できる通性嫌気性菌
人間の腸内に一番多く存在する善玉菌。
オリゴ糖などの糖質を分解して酢酸や乳酸を生成。
酸素があると生存できない嫌気性菌。
形状 球菌(ラクトコッカス)
桿菌(ラクトバチルス)
Y型や枝分かれしている
人間の腸内には6~7種類存在
腸内に存在する菌数 便1gあたり
1000万~1億個
便1gあたり
100億~1000億個
代表的な菌 ・プランタラム
・ガセリ
・ラブレ
・カゼイ
・ラムノーサス
・プランタラム
・アシドフィルス
・プレビス
・ヘルベティカス
・ビフィダム
・ロングム
・アドレスセンティス
・インファンティス

実は似て非なるもの!乳酸菌とビフィズス菌の違い・特徴をまとめてみた>>

乳酸菌は微生物で、ラクトフェリンはタンパク質という大きな違いがあります。
微生物である乳酸菌は餌となるオリゴ糖などと一緒に摂ると増える特徴がありますが、ラクトフェリンは増えることが出来ません。

ラクトフェリンは主に乳に含まれており、最も含まれているのは人間の母乳だと言われています。
体内では涙や唾液、血液にも含まれる成分で、鉄と結びやすい性質があります。

ラクトフェリンの弱点は、熱に弱いということ。
牛乳などにもラクトフェリンが存在していますが、高温殺菌されたところで多くのラクトフェリンが死滅してしまいます。

詳しいラクトフェリンはこちら>>

 

一般的に良いといわれる乳酸菌でも、相性が合わないと腸内に住み着いてくれません。

自分に合った乳酸菌を探すには

人の腸内は一人ひとり違うと言われています。
太りやすい体質の人、痩せ体質の人、これはそれぞれ太りやすい微生物を持っている人、痩せやすい微生物を持っている人に分かれるからです。

そのため自分に合った乳酸菌を探すには、なるべくたくさんの種類のものを試してみるしかありません。

乳製品が大丈夫な人はヨーグルトを食べたり飲んだりしてみる事です。

R-1乳酸菌や、BB536、LG21、ラブレ菌など様々あります。
最低期間は3か月程度。
身体に合わない菌であれば、定着する事がないのでそのまま便と一緒に排出されます。

乳製品が無理な人は、サプリメントを利用すると良いでしょう。

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