α-リノレン酸の効果・効能
- 血流の改善、血栓予防
- α-リノレン酸は体内に入るとDHAやEPAに変換されます。 これらは血液をサラサラにすることによって動脈硬化、心筋梗塞を防ぎます。また脳の働きを高めるだけではなく、脳細胞を活性化する働きもあります。
- アレルギーを抑える
- オメガ6系脂肪酸のひとつで、血中コレステロール値や中性脂肪値を一時的に低下させる働きがあります。アレルギーの原因のひとつである「リノール酸」に対して競合的に働きます。
- 老化予防
- 細胞の内外を隔てる細胞膜を、αリノレン酸が構成しています。細胞膜がしっかりしていることで、お肌や血管などのさまざまな老化を予防できます。
- うつの症状を改善
- 健常者とうつ病患者のオメガ3系脂肪酸の蓄積量を調査した結果、うつ病患者のほうが明らかに低かったことが明らかになりました。
- 心血管疾患の初期予防
- α-リノレン酸の血液サラサラ効果が、心臓・血管など循環器疾患の発症を予防します。血中の中性脂肪を下げる効果や、高血圧を予防する効果が血管や心臓への負担を軽減させます。
- 高血圧を抑える
- α-リノレン酸からできるEPAには、血管を拡張させる効果があります。血液サラサラ効果とあいまって血液が流れやすくなり、血栓をできにくくし、高血圧を改善することができます。
- 皮膚、シワ、たるみを予防
- α-リノレン酸の血液サラサラ効果により、血流が改善し基礎代謝がよくなります。お肌のターンオーバーが正常に働くようになり、しわやたるみなどの老化を改善できます。
相乗効果がある成分
- α-リノレン酸を含む食べ物
- えごま
しそ
くるみ
ほうれん草
- 1日に必要な摂取量(男性)
- 2g
- 1日に必要な摂取量(女性)
- 2g
α-リノレン酸の副作用
α-リノレン酸摂取量の増加が、前立腺がんのリスクになるという欧米での研究報告があります。