基礎代謝の計算方法と世代別基準値を紹介

基礎代謝量とは、呼吸や心臓の拍動、体温維持など、生命維持のために消費される必要最小限のエネルギーのことです。
みなさんは、自分の基礎代謝量をご存じですか?

実は、この基礎代謝には、計算方法があるのです。
今回はどうやってその数値が算出されるのかをご紹介したいと思います。

簡易計算やハリスベネディクト計算式とは?基礎代謝の計算方法

基礎代謝量の計算方法に「ハリスベネディクト計算式」というものがあります。

ハリスベネディクト計算式とは、厚生労働省が年齢別に出している「基礎代謝の基準値」と異なり、欧米人用のため、日本人には適用しない場合があるでしょう。

さまざまな理由がありますが、原因の一つは計算式の中に身長の値が入っているから。
日本人というのは欧米人と比べると身長が低いため、ハリスベネディクト計算式で計算をすると、ずれの生じた値が出ることがあるためです。

けれど年齢や性別から細かく計算をすることができるので、さまざまな場所に使用されているんですよ。

その多くは病院で、入院患者の健康管理が目的で使用されています。

では一体どのような計算式なのでしょうか。
・男性→66+(13.7×体重)+(5×身長)-(6.8×年齢)
・女性→655+(9.6×体重)+(1.7×身長)-(7.0×年齢)

実はこのハリスベネディクト計算式で計算できる基礎代謝は18歳以上に限られていて、18歳以下の人は厚生労働省が出している基準値を参考に簡易計算することになります。

18歳以下の人は厚生労働省の「食事摂取基準2010年版」の「基礎代謝基準値」の表を使って簡易的に計算をしましょう。

その計算式がこちら

・基礎代謝量=体重×基礎代謝基準値

基礎代謝基準値は年齢や性別によってかわります。

ですが、この簡易計算には欠点があるのです。

例えば「15歳から17歳」の女子の基礎代謝基準値は「25.3」になりますが、この年代の女子というのは体型が1年ごとに変化をする時期でもありますよね。

15歳と17歳を一緒にしていますので、この年代の女子の基礎代謝は実際とかなり差が出てしまうんです。

そのため体格が平均から大きくはずれる人の場合、肥満の人は過大に、痩せた人は過小に推定されやすくなります。

年齢によって大きな差が!世代別基準値

上記でも簡単にご紹介しましたが、厚生労働省の「基礎代謝基準値」の表を使って基礎代謝量を簡易的に計算することができます。

参考:厚生労働省<加齢とエネルギー代謝>

この「基礎代謝基準値」というのは、一日に必要なエネルギーを推定するために「性別」「年齢別」ごとに定められた、体重1キロあたりの基礎代謝量の代表値です。

自分の1日あたりの基礎代謝量を計算するには、現在の体重に「基礎代謝基準値」の数値を掛けて算出してください。

「基礎代謝基準値」を見ると、年齢によって基礎代謝量に差が出ていることが分かります。

基礎代謝量というのは生まれてから成長するとともに少しずつ増加し、年齢が12歳頃から50歳前半まではほとんど一定の値になるのですが、それ以降の年齢になると減少していくのです。

その一方、体重1キロあたりの基礎代謝基準値を見ると生まれて1年から2年は高い値になっていますが、年齢の増加にともなって少しずつ減少し続けます。

また「性別」では、同じ年齢の男女で比較すると女子のほうが体質的に脂肪組織が多くなりますので、基礎代謝量は少なくなっているんですね。
ところが妊婦の場合は妊娠後半になるとおよそ20%ほど増加します。

ちなみに「職業」では、スポーツ選手や工事現場などで体を動かす肉体労働であればエネルギーを大量に消費する筋肉量が多くなりますので基礎代謝量は高いです。

実は「季節」も関係しており、気温が低くなると体温を維持するために多くのエネルギーが必要になりますので、基礎代謝量は「冬は高く」「夏は低い」という状態になります。

参考:基礎代謝を上げてダイエットしやすい体質を作ろう!まずは基礎代謝の基礎

まとめ~自分の基礎代謝と平均値を知り、その差を把握しよう~

基礎代謝量に、計算方法が複数あり、それによって数値が変わることに驚いたのではないでしょうか。

自分の基礎代謝量と、全国の平均値を知って、加齢とともに低下する基礎代謝を防ぎましょう!

そのためには生活習慣の見直しが必要です。
適度な運動を継続して行い、骨格筋を増加させること。
さらに、代謝にとって重要な役割を担っている肝臓に負担をかけないため、バランスの良い食事を取るようにしましょう。

関連記事

人気のキーワード

ランキング

最新記事

幸せサプリ