健康診断前日はどう過ごす?食事や飲酒など注意点を確認しましょう!

一年に一回といえども、健康診断は半日から一日潰れるし前日からの規制もあって面倒だ、という方は多いのではないでしょうか。

しかし、長年使用している家電と同じく、年齢分だけ体の内側も外側も使ってきているのですから、故障や修理する箇所が出てきても不思議ではありません。
何もなければ一年間安心して過ごせますし、何か異常が見つかっても早急に治療し対策を立てることができます。

ここでは、適切な検査結果を出すために、健康診断前日の正しい過ごし方をご紹介しましょう。
前日の過ごし方一つで、数値に変化があるのです。

健康診断前日の食事の制限と影響は?

前もって渡される健康診断の案内書には、検査項目によって細かくルールが記載されているものです。
その中には食事制限が記載されているはずです。
前日は21時以降食事をしてはいけない、それまでに夕飯を済ませておく、当日は飲食禁止といった内容が多いです。

※検査機関によって違いますが、この記事では案内書に21時までに食事を済ませるようにという記載がある体で進めていきます。
実際は、午前の健診だと12時間前、午後の健診だと6時間前から絶食することが基本です。

絶食は必要?

なぜ絶食をしなければならないのかというと、胃や大腸の検査や血液検査は空腹時に行わなければならないからです。
食事をして胃が消化する時間は個々人や食べた物によって違いますが、大体3~10時間とされています。消化しても腸に残ったりするわけですから、余裕を持って大きく時間を開けているのです。

食事をして消化しきれない内容物がレントゲンや超音波に写ってしまっては何の検査もできないですし、血液検査に血糖値が高く出てしまったり、尿検査では尿糖が出てしまったりと、正確な数値が定まらないからなのです。

前日の食事で気をつけること

前日の食事は21時までに済ませなければいけません。
毎晩遅い時間の方は気を付けなければいけませんね。

しかし、午前の健診の方も午後の健診の方も、前日はしっかり三食食べられます。
とはいっても、何でもかんでも食べれば良いということではありません。

脂っこい食事は中性脂肪の数値が高く出る可能性があるので、あっさりとした消化の良い和定食のような食事を摂ることをお勧めします。

そして、野菜や果物の摂りすぎにも注意が必要
野菜や果物に含まれているビタミンCによって、適切な尿検査ができなくなるのです。
ヘルシーに思える果物に含まれている果糖も血液検査に影響が。

また、甘い物の過剰摂取は、血糖値や中性脂肪、尿糖の数値が高く出る可能性があるので控えましょう。
明日は朝食抜きで昼過ぎまで食べられないから、といって21時までに暴飲暴食をしてもいけません。なるべく満腹を避けて軽めの食事を心がけましょう。
以上のように、脂っこい食事は避け、甘いものや野菜果物はほどほどにと、食事制限にはきちんとした意味があるので、しっかり守りましょう。

飲酒はNG?水分補給はしていいの?

健康診断の案内書には、食事と共に水分補給の言及があります。食事制限は21時までですが、それ以降も水分補給は多少なら可能です。
ガブガブ飲むのではなく脱水症状にならない程度に飲みましょう。

水分補給について

水分といっても味のついた飲み物はNGです。
ジュースや炭酸飲料などはカロリーがあるので、食べ物だと意識しましょう。

カロリーがなくてもコーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを含む飲み物も避けておきましょう
カフェインを摂ると胃が活発になり通常とは異なる状態になってしまい、正常な検査ができなくなってしまいます。
バリウム検査や胃カメラに影響を及ぼすことになりかねないのです。
ノンカフェインの麦茶も市販のペットボトルのものは防腐剤としてビタミンCが入っている場合があるので、ここは水が一番良さそうですね。

当日は健診の2時間ほど前までならコップ1杯は水分補給できますが、尿検査時に尿が出ないことなどがあるので、当日はなるべく検診に合わせてトイレに行くようにしましょう。

飲酒について

なるべくなら、飲酒も控えた方が賢明です。
血液検査では肝機能や尿酸値、中性脂肪、血糖値の数値に、尿検査ではタンパクの数値に表れるからです。

どうしても飲みたいならば、21時までにカロリーとアルコール度数の低いお酒を少量飲んで満足して下さい。
もちろん、21時までならとガブガブ飲めば、逆に悪い結果になりかねないので、注意が必要です。
飲み会や食事会がある方は、日を延ばすかノンアルコールという手もあります。
もしもの再検査でまた同じことをしなければならないので、断る勇気も持って下さい。
毎日飲酒している方は、これを機に飲み方を変えてみても良いかもしれませんね。

当日禁煙厳守!前日は何時までなら大丈夫?

健康診断の案内書には、当日禁煙と書いてあると思いますが、前日に関しては喫煙OKの検査機関が多いでしょう。
喫煙者が前日だけ止めても結果に影響が出るとは判断していないからです。

もし当日にうっかり吸ってしまったら、ニコチンの影響で血管が収縮し血圧検査に影響が出たり、胃がただれてバリウムが張り付きにくくなり正確な診断ができないなどの悪影響が出てしまうのです。
もちろん、前日から禁煙するに越したことはありませんが、愛煙家の方はなかなか難しいかもしれませんね。

血圧に影響を及ぼす血液中の酸素濃度は約8時間で回復するといわれています。最低でも健診の8時間前までに喫煙するようにしましょう。
もちろん吸い溜めは、意味もなく体に悪いです。

また、健診の8時間前といえば午前健診の方は夜中ということになります。
そこまで起きておいて吸うという発想は睡眠不足になり、他の検査結果に影響が出てしまうことになるので、ほどほどにしておきたいものです。
1日2日禁煙できる意志を持ち、8時間前とは言わずできるだけ前日から禁煙することをおすすめします。

その他、注意すべき前日の過ごし方

食事、水分補給、飲酒、喫煙など前日に注意すべき点を上げてきましたが、その他にも正しい検査結果を出すための前日の過ごし方を見ていきましょう。

過度な運動NG

激しい運動をすることで、血液検査で肝機能の数値が高くなってしまったり、尿検査ではタンパクの数値が高くなってしまったりと悪影響が出てしまうため、普段しないような激しい運動は控えましょう。
また、普段激しい運動をしている方も前日は軽い運動に留めておきましょう。

長風呂NG

長くお風呂に浸かると腎臓に血液がいかず、尿検査でタンパクの数値が高く出てしまうことがあるため、体が温まる程度にお風呂に浸かりましょう。

十分な睡眠を

睡眠不足で検査を受けると、血圧が高くなる可能性があります。
普段よりも早く就寝し睡眠を十分取り、心と身体を休めましょう。

以上、前日はルールを守ってゆったりと過ごし、体調万全で健康診断に臨みましょう。

まとめ~健康診断前日の過ごし方は、結果に必ず反映されるもの ルールを守り正しい検査結果を出そう

健康診断前日の過ごし方がとても大切なことだと、お解りいただけましたか?
わざわざ余計なことをして、悪い結果を出す必要はないのです。

この前日の過ごし方は、検査結果を良くするということではなく、本来あるべき正確な検査データを導き出すことにつながっています。
自分の正確な検査結果が0だとしたら、その検査結果を良い方にプラスにするのではなく、悪い方にマイナスにならないための手段だと認識して下さい。

健康診断は、自分の体が健康か否かを診断してもらうものですが、自分の生活習慣と向き合うことができる良い機会でもあります。
これを機に、生活習慣を見直してみても良いかもしれませんね。

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