セカンドオピニオンの受け方は?タイミングや紹介状など気になるところを説明します!

最近は「セカンドオピニオン」という言葉を耳にされる機会、増えましたよね。
自分が受診した病院のドクターの診断に疑問を持ったときや、他の治療法が知りたいというような時に、他の病院のドクターから別の治療法について助言を受けるもの・・・というイメージくらいはあるかもしれませんね。

この「セカンドオピニオン」ですが、正しい知識、方法、タイミングを知れば、より効果的且つ安心して治療に臨むことができます。
セカンドオピニオンの受け方や紹介状、費用についてなど気になるところをご説明しましょう!!

分かっていそうで分かっていないセカンドオピニオン

現在自分が診てもらっている病院の主治医と合わないから別の病院に変わることや、診断に不満があり別のドクターから意見をもらうことをセカンドオピニオンだと勘違いされることがありますが、これは間違いです。

セカンドオピニオンというのは「第二の意見」という意味で、他のドクターの意見を勝手にちょっと聞いてみるということではなく、最初に診断を行った医師の紹介状(正式には診療情報提供書:以下紹介状)と血液検査結果や画像検査結果をもらう必要があります。

つまり主治医に内緒で別の医師の診断や意見をもらうことや、病院を変わることではないのです。
ちなみに、紹介状と検査結果なしで別の病院に行くと、診断料も初診料が請求されますし検査が重複し無駄に高くつきます。
紹介状にはこれまでの検査結果始めとする診断根拠、治療経過が記載されているので、無駄な検査等行われることなく速やかな診断、治療に繋がります。
時間も早くて済みますし、余計な費用がかかりません。
新しく関わるドクターもそれを踏まえて診断を行うので、より綿密で繊細な診かたになることでしょう。

セカンドオピニオンを受ける際の手順があるの?

他の治療法が知りたいからと、やみくもに他の病院を受診すればいいというものではありません。
手順があります。

①自分で知識や情報収集

事前に自分の病気について調べて、必要な知識を深めておくのも良いでしょう。
自分の疾患について、全く知識がなくドクターの説明を受けるのと、ある程度の知識を持って受けるのでは理解が違ってきます。
わざわざセカンドオピニオンを受けなくても主治医と相談したり、質問したりすることで自分の納得いく治療方法に落ち着くこともあります。

②受診病院を決定

どの病院でセカンドオピニオンを受けたいかを決めていきます。自分でどの病院が良いかリサーチしておきましょう。
他の病院で、自分が治療してもらいたい疾患の専門医がいる場合などはその病院を候補に挙げると良いでしょう。

③主治医に伝える

まずは、主治医にセカンドオピニオンを受けたい気持ちを素直に伝えます。
例えば、治療中の病気がずっと治らず気になっている、他の治療法を検討したい、新薬を試してみたい・・・といった気持ちであれば、主治医に伝えることで主治医が治療法を検討し直すケースもあります。
ドクターに限りませんが、専門職は患者がどんなことで不安や不満を抱えているか分かっていないこともあるので、きちんとセカンドオピニオンを受けたい目的を伝えることで、患者の知りたいことを理解することもあります。
そして、いざセカンドオピニオンを求めて別の病院を受診することになったら、受診先を決定します。どの病院が良いか調べてみても分からななったのであれば、具体的にどんな目的でセカンドオピニオンを受けたいのかを主治医に伝え、そのうえで主治医に決めてもらいましょう。

④情報収集

実際セカンドオピニオンを受けることになると、主治医から紹介状を出してもらえるはずですが、検査結果や治療に必要になるであろう資料を、できるだけ多くもらっておきましょう。
必要に応じてカルテ開示を求めて(費用がかかります)、セカンドオピニオンを希望する病院で提出します。
この作業を行う意味は、再受診する際にファーストオピニオン(最初に受診し診断してもらった病院)と検査の重複を避けることになり、検査費用を抑えることに繋がります。

⑤セカンドオピニオンを受ける

セカンドオピニオンを受ける病院が決まったら、その医療機関にセカンドオピニオンを受けるのに必要なものや手続きを確認連絡しておきましょう。
いよいよセカンドオピニオンを受ける場合、緊張すると、何を知りたいのか伝わり辛いこともあり、結局自分の本当に知りたいことを知ることに繋がらないこともあります。
きちんと事前に聞きたいこと、言いたいことをメモなどにまとめておきましょう。

⑥最終決定

セカンドオピニオンを受けたら、再度初めにかかったドクターに結果を報告したうえで、自分が今後どのように治療を進めていきたいのか相談のうえ、決定していきます。
セカンドオピニオンをお願いした医師から最初の主治医宛に紹介状を書いてもらうのがベストです。

気になるセカンドオピニオンの費用

気になる費用ですが、セカンドオピニオンでは、健康保険給付の対象とならないことにご注意ください。
セカンドオピニオンは、「診療」にはなりません

あくまでも「相談」という形なので、全額自己負担となります。つまりお高くつくということです!
費用の詳細は病院、時間、疾患によっても異なりますので、事前にセカンドオピニオンを受けようと思う病院に問い合わせをしておくほうが無難です。
ただし、加入している保険によっては「セカンドオピニオン」に関するサービスが付いていることも最近はあるので、保障内容を確認しておくと良いでしょう。

※生活保護受給者の方は、セカンドオピニオンに限りませんが自費診療に関して生活保護の医療扶助の対象外となりできません。

セカンドオピニオンを受けるタイミングと押えておきたい注意点

セカンドオピニオンを受けるベストのタイミングというものは特にありません。
そもそもセカンドオピニオンを受けたい動機は人によって様々です。
その人によってベストタイミングは異なると思います。

最初の診断に疑問や不安を感じている場合

例えば癌の診断がついたとして、治療法について説明されたけれど、他の治療法はないのか?
末期と言われたけれど受け入れがたく、別の医師の意見を聞いてみないと納得できない・・・というように最初の診断に疑問や不安を感じている場合、いつまでも悶々とした気持ちで治療を受けるのは辛いものです。

そんな場合は、早い段階でセカンドオピニオンを受けるようにすると良いでしょう。
「ショックで今は冷静に受け入れられず、他の治療法も知りたいのでセカンドオピニオンを希望します」
とあっさりその場で主治医に気持ちを伝えるのもいいですね。

セカンドオピニオンを受け、最初の診断と変わらない内容であれば、自分自身も受け入れやすくなりますし、もし違う治療法の提案があれば選択肢が増えるのもいいですね。

永いこと治療を続けているのに良くならないことに不安や憤りを感じている場合


永い間治療を継続しているのに思うように結果が出ないと不安や焦りを感じ、別のドクターの意見を聞いてみたくなることもあるでしょう。
そんな場合は思い切って、治療の効果が出ないことに対する不安を素直に主治医に相談してみましょう。
そこで、治療法を再検討されることになればそこからまた様子を見るのも良いでしょう。

最新の治療や薬、治験(実験段階で効果は認められているが、まだ国の認可が下りていない新薬及び医療機器の臨床試験のこと)を試したい場合

メディアやネット等で得た治療や治験、投薬について試してみたい、気になるという場合は、主治医に具体的になにで知り得た情報なのかを、自分が知識を得た時期と合わせて伝えてみましょう。
病院によっては新薬の院内採用がないもの、最新医療機器を導入していないこともあり、その場合はそういった治療を受けられる病院への転院の為速やかに紹介状を書いてもらえるでしょう。

どちらにしても、セカンドオピニオンを依頼する際は主治医に伝える必要がありますが、気まずい、申し訳ない・・・といった感情はあるでしょう。
また、伝え方によっては主治医との関わりに何かしらの亀裂を残すことも無きにしも非ずです。

どうしても言い出しにくい場合、そしてもう病院自体変えてしまいたいという気持ちがあるのであれば、
「職場からの距離等で、〇〇病院のほうが都合が良いので紹介状を書いて欲しい」
と伝えるのも手です。
タイミングや注意点を押さえてセカンドオピニオンを検討してください。

まとめ~大切なのはドクターとの信頼関係!~

セカンドオピニオンを受けるにあたって、押さえておきたいポイントをいくつかご紹介しました。
病気を治療するうえで一番大切なことは、ドクターとの信頼関係とも言えます。
納得したうえで治療を受けることで、より効果的な結果と安心感が得られます。
後悔のないよう、上手にセカンドオピニオンを利用してください。

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