ナトリウムの効果・効能
- 浸透圧調整作用
- ナトリウムの量は水分の浸透圧を左右します。医療現場で使われる輸液は、体への吸収がもっともよくなるようにナトリウムで浸透圧を調整してあります。
- 神経伝達作用
- ナトリウムが不足すると、ナトリウムイオンによる神経伝達の電気信号がうまく伝わらなくなります。正しい伝達が行われなくなると、体に不調が生じます。
- 水分代謝作用
- ナトリウム濃度によって、体内に水分を取り込んだり排出したりという代謝が変化します。塩気の多い食べ物をとると水が飲みたくなるのは、この働きのためです。
- 筋肉収縮作用
- ナトリウムは筋肉の収縮や弛緩に関わっています。脳から筋肉を動かす指令が出ると、ナトリウムイオンを介して伝達される仕組みになっています。
相乗効果がある成分
- ナトリウムを含む食べ物
- 梅干し
塩辛
豆板醤
醤油
味噌
オイスターソース
漬物
ハム
- 1日に必要な摂取量(男性)
- 600mg
- 1日に必要な摂取量(女性)
- 600mg
ナトリウムの副作用
過剰摂取により胃腸の不調、高ナトリウム血症、むくみなどの症状が現れることがあります。