ニンジンの橙色素カロテン|αとβの違いや体内での働きをまとめてみた

カロテンがにんじんに多いもの、というのは一度は聞いたことがあるかと思います。

しかしカロテンがどんなもので、体にどうして良いのか、よくわからないことも多いですよね。

カロテンの種類や体でどのように働くのかを解説します。

カロテンには3種類ある!中でも重要なα-カロテンとβ-カロテンの違い

カロテンには、高い健康効果があるという話はよく耳にすることですが、「カロテン」であれば何でもいいというわけではありません
特に「α-カロテン」と「β-カロテン」では、その効果が大きく異なってくるのです。

一般的に、カロテンは体内で「ビタミンA」に変わることで効果が得られると考えられていますが、「α-カロテン」は主にビタミンA群の中でも「抗ガン作用」が期待できるビタミン群に変わります。

抗ガン作用のほかにも、
・アンチエイジング
・体質改善、増強
などの効果が期待されます。

一方「β-カロテン」はどうかというと、こちらは、ニンジン特有のオレンジの色素がまさにβ-カロテンであり、「カロテノイド」の一種です。

カロテノイドは全般的に非常に強い抗酸化作用がありますので、β-カロテンにも効果を期待することができます。

ビタミンAとβ-カロテンの関係は?β-カロテンの体内での働き

「β-カロテン」は「プロビタミンA」と呼ばれることもありますが、この「プロビタミンA」というのはまさに、「体内で変化してビタミンAになる物質」のことを指します。

「β-カロテン」は「プロビタミンA」の代表的な物質といえます。
しかも、すべてビタミンAに変化するというわけでなく、体内のビタミンAが不足したときにだけβ-カロテンが変化するという優れものなのです。

ビタミンAという物質は、大量に分泌しすぎてしまうと、身体にとってデメリットとなる側面も持っていますので、そういったところを自動制御してくれるβ-カロテンは、単に抗酸化作用が強いというだけではなく、体内のシステム上の好都合も生む物質なのです。

ですから、サプリメントなどで「ビタミンA」を摂取するのではなく、「β-カロテン」を摂取した方がメリットが大きい場合もあります。

カロテンで体が丈夫になる?カロテンの効果とは?

カロテンの効果として知られるのが、
・体全般の老化防止
・肌、爪、髪を健康な状態に保つ

という効果です。

これらはビタミンAの効果としても知られる効果です。
つまり、「β-カロテンが体内でビタミンAに変化する」ことを具体的に示していることになります。

ビタミンAは一般的に、「皮膚の粘膜の形成」に役立っているといわれています。
そこには「肌の角質化の防止」という効果も含まれているのです。

肌荒れや乾燥肌に悩む女性が、ビタミンAのサプリメントを摂取することが多いのは、このあたりに理由があります。

もちろん、シミ、シワの予防や大人ニキビへの対策ともなりますので、美容効果が極めて高い成分としても知られていますよね。

さらに肌だけではなく、風邪、インフルエンザといった細菌感染、ウイルス感染に対する抗体の役割を担います。

これは、β-カロテン(ビタミンA)が「粘膜の形成」に大きな力を発揮するということも密接に関係していることは、言うまでもありませんね。

カロテンを多く含む食材は?

カロテンの効果が分かったところで、カロテンを多く含む食材にはどんなものがあるのかというのが気になるところです。

【α-カロテン】
・にんじん
・かぼちゃ
・グリンピース
・とうもろこし
などに多く含まれます。

【β-カロテン】
・モロヘイヤ
・かぼちゃ
・よもぎ
・春菊
・わかめ
など、主に「色の濃い野菜(緑黄色野菜)」に豊富に含まれています。

また、β-カロテンは「油に溶けやすい」という性質があり、さらに「溶けた状態のほうが効率よくビタミンAとして、体内に吸収されやすい」という性質もあります。

油で炒めたり、肉料理と合わせることで、効率よく吸収できるようになります。

まとめ~過剰症を心配しなくてよいβ-カロテンはサプリメントもおすすめ~

ビタミンAには過剰症があり、たくさん摂りすぎると肝機能障害になったり、妊婦の場合、胎児に影響がでる可能性があります。

しかし、ビタミンAは老化防止や体を健康に保つといった、嬉しい効果もたくさんあちます。

過剰症を防止しつつ、ビタミンAを体に取り入れるためには、ビタミンAへ変換してくれるβ-カロテンを摂取すれば、過剰症の心配がいりません

しかし食品からβ-カロテンだけを摂取しようとすると、かなりむずかしいです。
よって、β-カロテンのサプリメントを摂ることをおすすめします。

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