男性の貧血に隠された恐ろしい病気のサインとは

貧血というと主に女性に多いイメージがあると思います。
しかし、実は貧血になる男性も少なくはありません。
けれど、男性と女性の貧血では原因が異なる場合が多く、深刻度にも大きな違いがあるのです。

男性の貧血と女性の貧血はどう違う?

女性の貧血の多くは「鉄欠乏症貧血」です。
女性ホルモンは男性ホルモンに比べて新たに血液を作りだす指令が活発ではありません。
その上、ダイエットをする事が多い女性は偏食がちで、さらに毎月の生理もあり鉄分を失いやすいのです。

では、男性の貧血はどうでしょうか?
食生活の乱れなどが原因の場合もありますが、通常であれば鉄分が不足することのない男性が貧血を起こすのは注意が必要です。
貧血が長く続いたり、他にも気になる症状がある場合は他の病気が潜んでいる可能性があるのです。

こんな症状には要注意!

通常の貧血の主な症状は、めまいなど立ちくらみや動悸、息切れ、顔色の悪さ、疲労感などですね。
しかし、他に次のような症状がある場合は注意しないといけません。

まずは便の異常です。
下痢と便秘をくり返したり、残便感が残る、便が細くなる、などの場合は大腸の病気が疑われます。
便の色が海苔のように黒いタール便の場合、胃や小腸などどこかしらに出血がある可能性があり、鮮血が混じっている場合は肛門から近い場所からの出血が考えられます。

食欲不振や胸やけ、おなかが張ったような感覚、またみぞおちや上腹部に持続的な痛みを感じる場合は、深刻な病気の初期症状である可能性もあるので要注意です。
特に、40代以上で貧血とプラスしてこのような症状を自覚するのなら早めに病院で検査を受けるのをおすすめします。

長引く貧血は病気のサイン?

貧血の症状というのは、忙しく疲れている時などに感じる症状と似ています。
めまいや立ちくらみ、顔色の悪さなどは睡眠不足やあまりちゃんと食べていない時などに感じるものですね。
そのため、症状があってもあまり深く気に留めることもなく放置してしまいがちです。
しかし、それらの症状が本当に疲れや不規則な生活からくるものであれば生活を改善すれば治まるはずです。
十分に睡眠や栄養も取ったにもかかわらず、症状が長引くようであれば何らかの病気のサインかもしれません。

そもそも、男性は女性に比べて鉄欠乏症貧血になりにくいのです。
なのに貧血を起こすということは、体のどこかに異変があるということでしょう。

男性の貧血で疑われるのは消化器官や肝臓の病気です。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍、肝炎や肝硬変、大腸ポリープなどが考えられますが、もしかすると、がんの初期症状である可能性もゼロではないのです。
胃がん、肝がん、大腸がんなどの初期症状には貧血がみられます。

がんの発症リスクが高い年代の人はなるべく早めに検査をするべきですね。
受診するのは内科ですが、便の異常など明らかに他の症状がある場合は消化器内科を受診するようにしましょう。

まとめ~男性の貧血は危険!重い病気の可能性があるので症状を見逃さないようにしよう~

男性の貧血には重い病気の可能性があるため、決して放置してはいけません。
しかし、男性は女性よりも病院を受診するのをためらう傾向にあります。
貧血で病院なんて…と考えてしまう人は多いのではないでしょうか?
特に、働き盛りの年齢の男性なら自己判断で病院へ行く人は少ないと考えられます。
しかし、その年代こそが最も危険であるということを覚えておきましょう。

男性の貧血は危険ですが、逆に考えるとがんを早期発見できるきっかけにもなります。
がんの種類やステージによって必ずしも早期発見となるとは言いきれませんが、貧血の症状が軽い早い段階で発見できると希望が持てます。

もちろん、男性の貧血=重い病気という訳ではありません
男性だって食生活が悪いと鉄分が不足し鉄欠乏症貧血を起こす場合もあります。
貧血の症状を感じたら、まずは食事の内容を見直して貧血対策を試みて、それでも改善されないようなら病院の受診を考えてみましょう。
そのためには、まず貧血の症状を見過ごさないことが大事なのです。

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