眼精疲労と疲れ目は全くの別物!放っておくと危ないのは?

眼精疲労も疲れ目も、ただ目が疲れて起こってしまった目の症状だと思っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、眼精疲労と疲れ目というのは、全く違うものなのです。
そこで今回は、眼精疲労と疲れ目の違い、さらに原因や危険性について紹介したいと思います。

眼精疲労と疲れ目の違いは?

眼精疲労と疲れ目の主な違いは、「慢性的」か「一時的」かということです。
そしてそれによって、症状も「重い」か「軽い」か異なります。

疲れ目
疲れ目は、「一時的」な目の疲れのことを指します。
一時的というだけあって、睡眠や休息などで目を休ませると、そのまま自然と症状は回復していくのです。
眼精疲労と比べて、症状も「軽い」です。

眼精疲労
眼精疲労は、「慢性的」に起こる症状のことを指します。
こちらは、一時的に症状が回復したとしても、再び症状が現れてしまいます。
つまり、疲れ目のように、目を休ませただけでは治ることはありません。
そして、症状は疲れ目よりも「重い」ものになり、目だけではなく身体中に現れます。

疲れ目を放置すると、眼精疲労になる!

先程も紹介したように、疲れ目は一時的な目の症状で、軽度なものになります。
しかし、そのまま目を休ませずに疲れ目を放置してしまうことによって、症状は悪化し、眼精疲労となってしまうのです。
すると、目だけではなく、他の部分にも症状が出てきます。

具体的な症状は、次のようになります。
◆疲れ目◆ 目の症状
・目が疲れる
・目がぼやけたり、かすんだりする
・目が痛い
・目が充血している
・目が重い
・目が眩しい
・涙が出る       など

これを放置すると、上の目の症状に加えて、次の症状が現れます。

◆眼精疲労◆ 身体に起こる症状
・肩こり
・頭痛
・めまい
・吐き気
・重度のドライアイ
・胃の症状(胃痛、食欲不振など)
・抑うつ状態             など

このように、どんどんと症状は悪化し、身体中に広がっていきます。

眼精疲労の原因となるのは?

名前による印象で、眼精疲労の原因は、目の疲れによるものだと感じてしまいます。
しかし、眼精疲労は他にも多くの原因があるのです。
しかもそれらは、目以外によるものも多くあります。

①目の病気

・近視、乱視、老眼
これらによって合わなくなってしまったピントを合わせるために、身体では様々なことが起こります。
まず、そのために筋肉を使うことで、目の疲れが生じます。
また、見えないことを補うために目を凝らしたり、頭を前に出したりすることが、目の疲れや肩こりなどに繋がります。

・ドライアイ
パソコン、携帯などを画像情報端末VDT(visual display terminal)といいますが、それによって起こるVDT症候群が大きな原因となっています。
これは長時間VDTによる作業をすることによって、目や 身体などに影響を与えてしまう病気です。
パソコンや携帯は、テレビとは違って、様々な情報が映し出された画面全体の中から、自分の求めている情報を探し出さなければいけません。
そのため、目にかかる負荷が大きくなってしまうのです。
また、まばたきの回数が少なくなるともされています。
このような結果、ドライアイを引き起こしてしまうのです。
コンタクトレンズを使用している人も、ドライアイになりやすいといわれています。

・緑内障
視野が狭くなってしまう目の病気です。
見えなくなった部分を補おうとすることで、目が疲れます。

・白内障
視力の低下、異常な眩しさなどが起こる目の病気です。
これらの症状が目に影響を及ぼします。
さらに、白内障の手術をすることで、手術前と後で見え方が変わってしまうことも目が疲れる原因とされています。

・斜視、斜位
両目の視線が左右別々の方向に向いてしまって、視線が一致しない目の病気です。
ちなみに、見る対象がある場合にそれが起こることを斜視、見る対象が無い真っ暗な状態の場合に起こることを斜位といいます。
別々になってしまっている両目の視線を合わせるために、目に負担がかかります。

・眼瞼下垂(がんけんかすい)
まぶたが垂れてしまう目の病気です。
これは視野の上部分が見えにくくなるので、見るときに頭を動かしたりすることで影響が出ます。

②身体の病気

病気による影響が眼精疲労に繋がるものもあります。
・インフルエンザ
・更年期障害
・自律神経失調症
・歯、耳、鼻の病気   など

③メガネ、コンタクトの視力が合っていない

左右の視力差が大きいことも原因として挙げられます。

④目を使いすぎる

最近はVDT使用の場が増えているため、目を酷使することが多くなりました。
これは目の疲れの他にも、肩こりなどを引き起こします。

⑤精神的なストレス

ストレスによって、人は不安感やイライラが高まったり、眠れなくなったりします。
しかしそれだけではなく、ストレスは高血圧、胃潰瘍など他にも多くの病気の原因となるとされています。
そして、眼精疲労もそのうちのひとつです。

これらが、眼精疲労を引き起こす原因だといわれています。
しかし、どれかひとつが原因となって眼精疲労が起こることはほとんどありません。
眼精疲労は、ひとつだけではなく、だいたいがいくつか複数の原因によって起こります。
なので、原因だと思っているものがあっても、それだけを解決しても眼精疲労の完全な治療にはならないことも多いのです。

眼精疲労の予防、対策は?

①原因となる病気を検査

少しでもおかしいと思ったら、眼科などで検査を受けて、原因となる病気にかかっていないかをチェックしましょう。
検査で分からなくても、ビタミンB製剤を使うと改善することもよくあります。

②メガネ、コンタクトが合っているかを確認

③ストレスをためこまないようにする

④VDTへの対応

照明の明るさ、姿勢、室内の乾燥状態などを改善することで目の疲れを防ぐことができます。
また、パソコンの画面を見上げる位置ではなく、見下ろす位置にセットするのも良いです。

⑤目を休める

十分な睡眠をとったり、マッサージをしてみたり、目を休ませることを心がけるのも大切です。
目を温めるだけでも、目の疲れに効果はあるようです。

このように、普段からできる予防法もあるので、試してみると良いでしょう。

まとめ~危ないのは疲れ目ではなく、眼精疲労!~

休めばすぐに治る疲れ目と違って、眼精疲労は一度なってしまうとなかなか治りません。
しかも、眼精疲労を放っておくと他の病気にかかってしまう危険性もあるのです。
なので、疲れ目の症状が出たら、すぐに目に休息を与えてあげましょう!

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