突発性難聴は治る?症状や前兆を見逃さないことが重要!

「突発性難聴」という病名を耳にしたことはないでしょうか?
ここ近年、多くのミュージシャンやタレントなどが発症しており、その都度ニュースになっているので聞きなれた病名かもしれません。

突発性難聴とは?

突発性難聴は、耳が聞こえにくくなる病気です。
片耳に発症することが多く、その名の通り突発的に症状が現れます
40代~50代の働き盛りの世代に多く発症しますが、最近では若い世代にも増えています。
また、子供でも発症することがあり、男女の差はありません。

発症の確率は3千人に1人、年間で3万人以上の人がかかるため珍しい病気ではありません。
しかし、突発性難聴は謎が多いうえに完治が難しい厄介な病気の一つなのです。

突発性難聴の原因は?どんな症状なの?

突発性難聴の謎、それは原因が不明であることです。
いくつかの説はあるのですが、どれも結論には至っていません。
現時点で、有力とされている説を紹介します。

ウイルス感染

直接的に突発性難聴を起こすウイルスが発見されている訳ではありません。
風邪などのウイルスによる内耳炎では?と考えられているのです。
突発性難聴は風邪をひいた後に発症する場合が多く、また再発をしないという点も免疫が作られるからではないか?と考えられウイルス感染が有力とされているのです。
また、突発性難聴の治療には感染症に対しての抗炎症作用のあるステロイドが効果的であることもウイルス感染の信憑性を高めています。

内耳循環障害

内耳血管の血流に問題があるのでは?とされる説です。
毛細血管にできた血栓や塞栓などが内耳への血流を妨げているために発症する難聴ではないか、という考えです。
しかし、この説では「再発をしない」という理由が説明できなず、健康状態に問題のない人が内耳の血管だけに異常が現れるというのも考えにくいなど、不明瞭な点が多いのも事実です。

ストレス

突発性難聴は強いストレスを抱えている人が発症するケースが多いのが特徴です。
患者からの聞き取りや症例の傾向からストレスが原因ではないかと考えられています。
心因性難聴というストレスが大きく関係している難聴もあるため、突発性難聴もその可能性を否定できません。

突発性難聴の症状について

突発性難聴は、徐々に聞こえにくくなるのではなく本当に突然に聞こえにくくなります。
人によっては全く聞こえなくなる場合もあり、パニックになってしまう人もいるでしょう。

多くの場合、片耳だけに発症し、耳鳴りやめまいも伴うことがあります。
そのめまいは天井がグルグルと回るような回転性めまいであり、吐き気を感じる場合もあります。

しかし、耳鳴りや回転性のめまいは他の耳の病気でも起こる症状です。
突発性難聴かどうかを判別する基準は「突然聞こえにくくなる」という点なのです。

突発性難聴の治療までにはタイムリミットがあるって本当?

突発性難聴について一番覚えておいてほしいこと、それは「発症したらすぐに耳鼻科に行くこと!」です。
突発性難聴は完治が難しいとされている病気、発症者の2/3は完治せずに症状の緩和に留まるか改善されないままなのです。

しかし、早期の治療だと聴力の回復が期待できます。
その治療までのタイムリミットは、想像以上にシビアなものです。
発症後48時間以内であれば、聴力は元に戻りやすいでしょう。
1週間以内なら、まだ良好な回復が見込めますが、2週間を過ぎてしまうと回復の見込みは大幅に減ってしまいます。

突発性難聴は発症をはっきりと自覚できる病気です。
気づいたときにすぐに病院を受診すれば、予後が期待できるのが救いですね。
しかし、少し聞こえが悪くなったけど生活に支障がないから、と様子をみていては手遅れになってしまいます。

突発性難聴の前兆を知っておくと、発症した時に自覚しやすいものです。
多くの人が感じる前兆は、耳の閉塞感です。
耳に水が入ったような違和感、と感じる人が多いようです。
また、耳鳴りや軽いめまいなども前兆として生じる場合もあります。
それらの症状が続いた後に突然聞こえにくくなったら、すぐに耳鼻科を受診です!

突発性難聴の治療法

突発性難聴の治療法は、一般的にはステロイド薬の投与になります。
他には、血管拡張薬で内耳の血液の循環を促したり、ビタミン薬や利尿薬が処方されることもあります。
症状に応じて、高気圧酸素治療や鍼治療などもあり、症状が重いと入院になることもあります。

また、突発性難聴のの治療には安静も重視されます。
心身共になるべく負担のかからない生活をすることは回復への近道なのです。

突発性難聴の予防法

突発性難聴に予防法はあるのでしょううか?
原因が特定されていないと予防のしようがないじゃないか!と思ってしまうかもしれません。
しかし、突発性難聴の原因として考えられているそれぞれの説への対策が予防策としては有効と考えられています。

ストレス対策

突発性難聴になりやすい人は、真面目で完璧主義、責任感が強いといった傾向があるようです。
そのような人は、頑張りすぎてストレスを抱えてしまいがちです。
そんな人は、頑張るなと言われても頑張ってしまうものでしょう。
肩の力は、人から指摘されて抜けるものでもありませんね。

とりあえず、生活にメリハリをつけてみるといいかもしれません。
頑張る時は懸命に、でも休む時は何も考えずに思いっきり休むようにしましょう。
質の良い睡眠を取ることもストレス対策には大事です。

健康な体を作る

ウイルス感染が原因ならば、ウイルスに負けない強い体を作ることが大事です。
規則正しいバランスの取れた食事と、適度な運動で免疫力の高い体を目指しましょう。
偏食や暴飲暴食、運動不足や喫煙などの生活習慣は健康に悪いだけでなく、体がストレスを受けてしまうのです。
内耳循環障害が原因ならば、血行や血流を良くする生活習慣を心がけてみましょう。

まとめ~突発性難聴は早期治療が大事!予防にはストレスを溜めない生活を~

耳が聞こえにくいというのは、とても不快で不便なものです。
片耳が聞こえないと隣から話しかけられても気づかなかったり、周囲が騒がしいと聞き取れないこともあります。
仕事に支障をきたしたり、コミュニケーションが取りにくくなって人間関係でのトラブルも考えられます。
突発性難聴が完治できるかは、どれだけ早くに治療を開始できたかどうかが極めて重要です。
タイムリミットは発症後2週間、それもなるべく早い方がいいでしょう。

ストレスを溜めないことが一番の予防と考えられる突発性難聴。
ストレスは目には見えないものですが、気づかないうちにストレスメーターはいっぱいなのかもしれません。
突然聞こえなくなるのは、体が白旗を振っているのかもしれませんね。
そうなる前に、自分の心と体を労わって十分な休息を取るようにしましょう。

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