バセドウ病の食事制限について|気を付けるべき食生活とは

バセドウ病になったら、食べられるものは限られてくるのでしょうか?
また食べてはいけないものはあるのでしょうか?

こちらではバセドウ病の食生活についてお話ししています。

バセドウ病と食事の関係とは

バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。
この病気と診断されると、甲状腺ホルモンの分泌を抑える治療をすることになりますが、同時に食事にも気をつけていくことで、症状の軽減をはかることができます。

甲状腺ホルモンはヨードを原料にして作られますが、日本の土壌にはヨードが豊富に含まれているという地理的特徴があります。
これは大昔に日本が海底にあったことが関係しています。
そのため日本人は普通に食事をしているだけで、他の国の人に比べてヨードをたくさん摂取していることに。

それに加えて日本には海藻類を食べる習慣がありますから、甲状腺ホルモンの原料となるヨードが日本人の体内にはふんだんにあるということになります。
ですからバセドウ病の人は、甲状腺ホルモンの生成をさらにうながしてしまうヨードの摂取を控える必要があります。

またバセドウ病の症状として、体の代謝機能が高まりエネルギーが消耗しやすく疲れやすいというものがありますから、エネルギーを補給し疲労回復をうながす食品を積極的に摂取していくことも求められます。
バセドウ病は薬で治療しながら、並行して食事内容にも気をつけていく必要があるのです。

バセドウ病の人が食べていいもの・いけないもの

積極的に摂取したい食品
・野菜や果物
・内臓部分を除く肉
・お茶などの水分

摂取しないほうがいい食品
・昆布、ひじき、わかめなどの海藻類
・ヨード卵
・だし汁
・アルコール

バセドウ病になると代謝が高まるため、普通の人よりも体力の消耗が激しくなります。
また甲状腺ホルモンの生成が活発になることで、ビタミンやミネラルも大量に消費されます。
そのため積極的に、野菜や果物類を摂っていく必要があります。

また良質のたんぱく質も不可欠ですが、内臓部分にはヨードが多く集まることがわかっていますので、内臓以外の部位の肉を食べるようにしましょう。
さらには代謝が活発になっていて汗や尿として水分が出ていきやすいため、意識して水分を多く取らないと脱水になりやすいので気をつけなくてはなりません。

日本でよく食されている海藻類のなかでも、ダントツにヨードが多く含まれているのは昆布です。
だしの原料としてもよく使用される昆布を避けるだけでも、ヨードの摂取量をずいぶん減らすことができます。
ヨードはだし汁にも移行しますから、だしを全部飲んでしまわないという工夫も有効です。
またヨードを強化した卵が売られていますが、そういったものを避けることも重要です。
さらには甲状腺ホルモンが過剰になると肝機能に影響することがありますから、アルコールなどで肝臓に負担をかけることはやめておきましょう。

食べてはいけないものについては、アイソトープ治療をしていない場合はそこまで厳密に食事制限する必要はありません
例えばおせち料理で昆布巻きをいくつか食べてしまった、というケースは問題ありません。
日常的に食べ続けなければよい、という認識で生活していけばよいでしょう。

まとめ~ヨードの摂取量に注意!バセドウ病の緩和には体力消耗に配慮した食事を~

バセドウ病の人の食生活で気をつけなくてはならないのは、ヨードの摂取量に気をつけることと、体力の消耗や水分の発散を補う工夫をすることです。
医師の指導のもとで投薬治療を行いながら、食生活に注意していくことで症状を軽減できる可能性があります。
とはいっても食事管理はそれほど大変ではありません。
野菜や果物、良質のたんぱく質を意識的に摂るようにすればよいのです。
ヨードが集まりやすい内臓とヨードを強化した卵は避ける必要がありますが、それ以外は食べてもOKです。
もともと食が細くあまり食べられないという人や高齢者は、不足分がどれくらいなのかを計算し、それを補える量の食事内容を主治医に相談しながら工夫してください。
この病気は食欲不振が続くことがありますから、体重の変化にも気を配りながら治療をすすめていきましょう。

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