便秘と吐き気が同時に起きてしまった場合は要注意! 特徴や治療法を知っておこう

便が出ない=便秘という図式が成り立ってしまっているあなた!
果たして本当にそうなのでしょうか?
便がきちんと出ないこと以外の症状はありませんか?
便秘というと身近な症状で、特に慢性的に便秘で悩んでいる方はつい「いつものことだ」とスルーしがちですが実はそうではないこともあります。
今回はそんな見落としがちな症状や疾患についてご説明します。

便秘によって起こる代表的な7つの症状

便秘になると起こってくる代表的な症状を以下に示します。

腹部膨満
おなかが張ることです。便秘になると腸内で悪玉菌が増えて腐敗し、それがガスを発生するのでお腹が膨れたような感じになります。常に胸がいっぱいのような感覚になることも。

食欲減退
腸内にカスが溜まっているため、そのことで腸の蠕動運動が低下し、お腹が膨れた感じになることも併せて食欲は減退することが多いです。

腹痛
腸内で便が溜まってくると通常便意を催し、肛門に送って排出しようと収縮しますが、長いこと腸で便が滞っていると硬くなるので、その際に痛みが生じます。

肌荒れ
身体に老廃物が溜まり発酵すると吹き出物やニキビなどが出やすくなります。
不要なものをため込んでいる状態なので代謝が悪くなり、血流も悪くなるので顔色が悪くなることや艶やハリもなくなります。

血流悪化
便秘で腸が便で詰まると、血流が悪くなることから腰痛、肩こり、頭痛といったような症状も時として引き起こします。


固くなった便を出そうといきむことで、便が出る際に肛門を傷つける場合や、肛門の辺りの血管がうっ血して出血しやすくなることで起こります。

吐き気
腸内に便が充満し、腸の蠕動運動が低下すると、腸液(腸の消化液)は身体の消化管に溜まることで気分が悪くなることがあります。

このような症状は便秘になったことがある人なら経験がありますよね。
この中の症状で、お腹が膨れたようになり食欲がなくなることや、吐き気があることは割と一般的な症状と言えますが、吐き気についてはちょっと注意が必要なんです。
次項で吐き気が起こった場合に考えられる症状について説明します。

便秘×吐き気はスルーできるか否か?

吐き気の強さや便秘の状態よっては単純に「便秘による嘔気」とスルーできないこともあります。
その場合、早急に病院を受診する必要があります。

吐き気が起こる場合、可能性として考えられるのは大きく2つ。
胃腸炎、過敏性腸症候群、胃潰瘍、腸閉そく、胃がん、といった消化管に由来した疾患が原因となるケース、それから頭部打撲後、脳内出血など脳疾患から来るものもあります。

吐き気と一緒にふらつきやめまい症状も併せて起こる場合は特に脳疾患のリスクもあるので、その場合可及的速やかな受診が必要になります。
便秘歴が長い人ほど、便秘による諸症状に慣れてしまって、吐き気に関しても「いつものこと」と流してしまいがちですが、食事内容に留意したり下剤を使用するなどして便秘の状態を改善しても吐き気が収まらない場合は速やかにかかりつけ医を受診しましょう。

妊娠と便秘と吐き気の深~い関係性について

ここでもう一つ注意が必要なのは妊娠と便秘と吐き気の関係です。
実は妊娠と便秘、吐き気は切っても切り離せない関係があります。

妊娠すると出産に備えて「プロゲステロン」という黄体ホルモンの分泌量が増加します。
このホルモンは身体に取り入れられた栄養を備蓄する働きがあります。
しかし、妊娠して妊娠週数が増えるにつれ、子宮が大きくなり各臓器を圧迫することで胃腸の働きを抑えることもあり、その結果便秘、吐き気、食欲低下しやすくなります。
また、つわりによる吐き気がある場合、食事量が減ることや、食べられるものに偏りが生じて、発生するカス(便)自体が減るので、便秘気味になるケースもあります。
その他、身体の調子を整える自律神経は、妊娠することで働きが乱れ、易疲労感やストレスを感じて、そのせいで腸の働きが悪くなり便秘することもあります。

妊娠中は身体が重たいこともありますし、スポーツの強度や量は制限がかかるので、今までより活動量は間違いなく低下することで腸の蠕動運動も悪くなり便秘になりやすいのです。
そうでなくても妊娠中は精神状態も通常時と異なり、ストレスで便通が悪くなることもあります。
このように妊娠と便秘、吐き気は非常に密な関係なので単純に便秘による吐き気なのか、妊娠による便秘と吐き気なのか、大変紛らわしく見分けることは難しいことが多いです。

妊娠している場合とそうでない場合の見分けかたはあるの?

妊娠している場合、生理が来なくなるのでそこから見極めることが妊娠による吐き気や便秘と分かることもありますが、元々生理不順の人や、妊娠検査を受けていない場合など妊娠に気づいていない場合は注意が必要です。

普段から便秘気味の人は、便秘になっても妊娠症状と気付かないことが多いです。
見極める方法としては、そろそろ生理が始まるかな・・・という頃に便秘になった場合、妊娠超初期の可能性があります。

これは黄体ホルモンの影響で胃腸の働きを弱くしてしまうものによります。
黄体ホルモンは吐き気や下腹部の違和感、眠気なども起こりやすくなります。

生理が始まる予定の時期に吐き気や下腹部の違和感などを併せて感じる場合は妊娠初期かもしれません。
体温が高い、倦怠感があるといった場合もただの便秘ではないこともあります。

また、いつもの生理の出血より少ない出血がある・・・といった場合などは、切迫早産の可能性もあります。
女性は自身の身体の変化に敏感になりましょう。
また、生理周期をきちんと把握して、自分の体調と照らし合わせることも大切です。

まとめ~ただの便秘と甘んじることなかれ!

便秘歴が長い人ほど見落としがちの便秘症状。
決して便秘だけが原因とは言えないので注意が必要です。
便秘を解消しようと色々な改善法を試してみても、違う疾患や妊娠であった場合、改善するどころか悪化させてしまう可能性もあるので要注意です。
過敏性腸症候群であればストレスコントロールと薬物療法、胃潰瘍やがん、腸閉そくであれば薬物療法や状態によっては手術も行います。
その原因によって特徴や治療法は異なります。
記事に上げたことを参考にしながら見極めてくださいね。

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