ビタミンK

ビタミンKは油に溶ける脂溶性ビタミンの1つで、私たちは食品から摂取するビタミンKと体内の腸内細菌や組織で作られたビタミンKの両方を利用しています。
ビタミンKとは、「フィロキノン・メナキノン-4」「メナキノン-7」の総称になるのです。

天然に存在するビタミンKは「ビタミンK1」「ビタミンK2」に大きく分けられ、いずれも体内で同じ働きをします。

ビタミンKは血液の凝固に関わっていて出血を止める働きがあるために「止血のビタミン」とも呼ばれています。

ビタミンKの効果・効能

血液を凝固させて止血
血液を凝固させるために働く「プロトロンビン」という物質を生成するために必要なのがビタミンKです。さらに血液を固めて止血する因子を活性化する効果があります。
骨の健康を保つ
骨にカルシウムを取り込むときに必要な「オステカカルシン」と呼ばれるたんぱく質を活性化させたり、骨からカルシウムが排出されるのを抑える働きがあるため。

相乗効果がある成分

ビタミンKを含む食べ物
明日葉
ほうれん草
つるむらさき
納豆
鶏もも
1日に必要な摂取量(男性)
75μg
1日に必要な摂取量(女性)
60μg~65μg

・ビタミンK1
主に植物の葉緑素でつくられるため、緑黄色野菜や海藻類などに多く含まれています。

・ビタミンK2
微生物により作られ、納豆などの発酵食品や肉類、卵や乳製品などの動物性食品に含まれており、体内では腸内細菌により体に必要な量のおよそ半分が合成されます。

ビタミンK2には11種類の化合物がありますが、この中で食品に含まれるのは動物性食品に分布している「メナキノン-4」と、納豆菌によって産生される「メナキノン-7」になります。

新生児には入院中にビタミンKを飲ませます
これが新生児や乳児、それ以外に抗生剤の使用によって腸内細菌が減ってしまった人などが発症しやすい「ビタミンK欠乏症」を予防するためです。

新生児特有の症状として「新生児メレナ」というものがあり、下血、おう吐など消化器系の器官が出血することがあります。
乳幼児の場合は「突発性乳児ビタミンK欠乏症出血」が原因で、生後1か月から2か月くらいで「頭蓋内出血」を起こす危険性もあります。
ビタミンKが欠乏すると、胃腸や皮下に出血しやすくなります。

赤ちゃんは6か月ごろまで凝固因子が少ない状態です。

また母乳中にビタミンKが含まれている量が少ないので、母乳栄養児に起こりやすいというデータがありますが、現在では全国的に
・出生時
・生後1週間以内
・1か月検診のとき
の合計3回、ビタミンKの予防内服が実施されていますので、母乳栄養児であってもほとんどビタミンK欠乏症を発症することはまれになりました。

しかし最近は新生児や乳児だけではなく、成人がビタミンK欠乏症を発症することがあります。

 
・抗生剤の投与によって腸内細菌が減ってしまった場合
・食事の摂取量が減ってしまい、外部から摂取するビタミンKの量が減少した場合
・「閉塞性黄疸」を発症してしまい、ビタミンKの吸収に役立つ胆汁の分泌が減少してビタミンKの吸収ができなくなった場合

これらの条件が揃うことで、成人でもビタミンK欠乏症になる可能性があります。

ちなみにビタミンKには、ビタミンK3も存在するのですが、ビタミンK3(メナジオン)は天然には存在せず、大量に摂取すると毒性が認められていることがあるため使用は認められていません。

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